何かと質問の多い、ＴＳＡナンバーロックの設定方法をご案内いたします。

 

スーツケースのナンバーロック初期設定は0-0-0です。まれにずれていることがありますが、初期設定値に変更することで開きます。ファスナーを開けると蓋側のメッシュポケットに取り扱い説明書が入っておりますのでご確認ください。説明を読んで頂くか、上記のyoutubeを見て頂ければ簡単に設定が出来るかと思います。

 

良くある質問のＱ＆Ａをご紹介いたします。

 

Ｑ　鍵穴があるけれど鍵＝キーが入っていない。

 

　　Ａ　ナンバータイプのＴＳＡロックには鍵は付きません。この鍵穴は、北米並びに米国領より出発する便に搭乗する方の委託手荷物検査用で、ＴＳＡ職員がスクリーニング後確認が必要なスーツケースに特殊ツールを使用して開錠する為です。メリットは、鍵を壊されることなく検査されるという事です。仮にＴＳＡタイプで無いものは、鍵を壊して中身を確認いたします。委託手荷物を検査のために開錠した場合は、『検査しました』という紙が入っています。

 

 

Ｑ　鍵の番号を忘れた。

 

 

　　Ａ　簡単に開けられる方法は無く、0-0-0から9-9-9までを一つずつお試しいただきますようお願いいたします。

 

番外編

 

Ｑ　スーツケースが壊れた。

 

　　Ａ　破損の95％は、委託手荷物として搭乗する前に預けて引き取る際に発生いたします。必ずターンテーブルでご自身のスーツケースを引き取る際に、外傷がないか確認してください。キズとへこみは免責となっておりますので、ハンドルが取れた、キャスターが壊れた、鍵が壊れたなどは空港での取り扱い責任となりますのでバゲージクレームにてご自身で申告して頂きますようお願いいたします。（添乗員がいる場合は添乗員がスムースです）。また、クレジットカード付帯の携行品の補償というのもありますので、お手持ちのクレジットカードの保険内容を出発前に確認されることをお勧めします。

 

Ｑ　ロストバゲージ発生

 

　　Ａ　日本のようなサービスはまったく期待できませんので、バウチャーなどをもらって出てくるまで気長に待つしかありません。このような不測の事態を回避するためには、1泊分の荷物を手荷物として機内持込することをお勧めします。海外旅行保険のなかにはカバーするものもありますので大きく費用が膨らまなければ加入しておいても良いかもしれません。

 

Ｑ　搭乗前のセキュリティ検査に時間が掛かって乗り遅れた。

 

　　Ａ　目的地まで行ける便があれば次便or迂回便を用意してくるところが多いです。私は過去、シカゴ国際空港で乗り遅れた際に迂回便（直行⇒乗り換え）を用意してもらい無事に目的地に着くことが出来ました。ワシントンＤＣでは入国審査が混みこみで乗り遅れた際、次便に振り替えてもらえました。あくまでも私のケースですので参考にとどめておいてください。